伝統の蒲鉾づくりの技法を生かし新鮮なエソやグチをすりみにした焼き抜き蒲鉾。紀州田辺の代表的な特産品でもあります。
当店の「南蠻焼(なんば焼)」は、父祖の代より伝わる製法どおり、西日本近海で獲れる新鮮な魚肉を生のまま一匹一匹手作業でおろしてすり身にして魚の味を生かし、さらに調味を施して丹念に焼きしめた、淡白で上品な味わいです。
紀州田辺で作られる蒲鉾「南蠻焼(なんば焼)」は、古より紀州田辺の名産で、南蛮渡来の製法とも言われるのが名前の由来となっております。製品の形が方形で、天部のなんばきび色の丸型焼付けが特徴として知られています。
なんば焼 1枚 1,300円(税別) 1,404円(税込)
なんば焼 小 1枚 780円(税別) 842円(税込)
※「なんば焼」のミニサイズです。
どの工程にも人の手が欠かせない、職人の手技が活きる製造工程をご紹介。
新鮮な魚(エソ・グチなど)のうろこを丁寧にとり、頭・内臓を除去し、きれいに水洗いします。
魚を三枚におろした後、皮をそいで、別に置いておきます。(取り去った皮はごぼう巻で使います。)
余分な脂肪・水分・臭気を除去し、臼で身をつぶして練ります。昔は手作業で臼を使っていましたが、近年は電動で行っています。
塩加減などの味付けは、その日の温度や湿度によって細かく調整され、型に詰めていきます。
時間をかけてじっくりと焼き上げます。(約1時間)
なんば焼の焼き上がりです。焼き上がったなんば焼を型から外し、当店の焼印を押します。できたてほやほやのなんば焼です。